1961.11.27 シングル「surfin'」でデビュー
◯オリジナルメンバー
ブライアン・ウィルソン
カール・ウィルソン
デニス・ウィルソン
マイク・ラヴ
アル・ジャーディン
◯サポート、途中加入メンバー
デヴィット・マークス(1962〜1963)
グレン・キャンベル(1964〜1965)
ブルース・ジョンストン(1965〜1972.4)
リッキー・ファタール Dr(1971~1974)
ブロンディ・チャップリン(1972~1973)
【Discography】
◆surfin' safari
1962.10.1 1st album。アルが一時脱退、デヴィット・マークスが代わりにリードを弾いている
◆SURFIN' USA
1963.3.25 2nd Album。タイトルの「Surfin' USA」はチャックベリーの「Sweet Little Sixteen」の改作。
◆SURFER GIRL
1963.9.16 3rd Album。プロデューサーとしてブライアンがクレジットされた最初のアルバム。
◆LITTLE DEUCE COUPE
1963.10.7 4th アルバム。ホットロッドをテーマにしたアルバムであり、デヴィット・マークスが参加した最後のアルバム。
◆SHUT DOWN VOLUME 2
1964.3.2 5th アルバム。ブリティッシュインヴェイジョンが到達しつつある頃であり、この作品でアメリカの地位を確立しようもするもビートルズ旋風に押される形となった。
ビートルズのエドサリバンショーを見た後、ブライアンは本作を破棄しようとした、という逸話も残っている。
◆ALL SUMMER LONG
1964.7.13 6th アルバム。父、マレー・ウィルソンの解雇。ブライアンのアレンジが洗練され始めているのが聞き取れるアルバム。
◆BEACH BOYS CONCERT
1964.10.19 1st ライブアルバム。初のチャートトップを獲ったアルバム。
◆THE BEACH BOYS' CHRISTMAS ALBUM
1964.11.9 7th アルバム。5曲のオリジナルと7曲のスタンダードを収録。「Little Saint Nick」は現在スタンダードとされている。
◆THE BEACH BOYS TODAY!
1965.3.8 8th アルバム。ブライアンがノイローゼとなりツアーの参加をあきらめ、1人スタジオで留まり録音した作品。ライブではグレン・キャンベルがブライアンの代わりに参加したが、程なくしてブルース・ジョンストンが参加する。
しばしば「Pet Sounds」の前身とも言われる作品。
◆SUMMER DAYS(AND SUMMER NIGHTS!!)
1965.7.5 9th アルバム。ブライアンの音楽的な欲求とバンドの方向性の乖離が見られる作品。
◆BEACH BOYS' PARTY!
1965.11.8 10th アルバム。キャピトルからの新しいクリスマスアルバムの要求を受け、スタジオライブという形で作製したアルバム。
◆Pet Sounds
1966.5.16 11th アルバム。ブライアンの最高傑作、そしたロック史における名盤の1枚とされる。実質的にはブライアンのソロアルバムと言える。ビートルズの「Rubber Soul」から影響を受けた事を名言しており、ビートルズもこの「Pet Sounds」から影響を受け「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」を制作した。
リリース当時はアメリカでは受け入れられず、評価を受けるまでには時間が必要となる。
一方イギリスではポール・マッカートニー、ピート・タウンゼント、エリック・クラプトンから評価を受けヒットしている。
◆BEST OF THE BEACH BOYS
1966.7.5 ベストアルバム。Pet Soundsの売上が伸びなかった事からのキャピトルからの仕掛けと、このアルバムがPet Soundsよりヒットした事にブライアンは酷く傷つき、この後のビーチ・ボーイズに暗い影を落とす事となる。
◆Best of the Beach Boys Vol.2
1967.7.24 ベストアルバム。「SMILE」の頓挫、5月に発売キャンセルによりリリースされたベストアルバム。ブライアンの精神状態は更に悪化し、完全に活動からドロップアウトする事となる。
◆Smiley Smile
1967.9.2 12th アルバム。「Good Vibrations」の大ヒットにより期待された次作の「SMILE」だったが、ブライアンは過度の期待と完璧主義に制作中にノイローゼになりアルバムを放棄する事となる。その断片を再利用を仕上げたアルバムで、結果的にビーチ・ボーイズが嫌うサイケデリックなアルバムとなった。カルト的な人気を博し、多様な評価を得る作品となっている。
◆WILD HONEY
1967.12.18 13th アルバム。「SUMMER DAYS」以来にマイク・ラヴとの共作されたアルバム。「How She Boogalooed It」はブライアンが作曲に関わっていない。
◆FRIENDS
1968.6.24 14thアルバム。プロデュースクレジットはTHE BEACH BOYSであるが、ブライアンが積極的に主導し、後にこれを自身の非公式ソロアルバムと呼んでいる。
◆BEST OF THE BEACH BOYS VOL.3
1968.8.5 FRIENDSの売上不振を受けてリリース
◆Stack-o-Tracks
1968.8.19 インストアルバム
◆20/20
1969.2.10 15thアルバム。
キャピトルからリリースされた最後のアルバム。
自作「SUNFLOWER」へ繋がるリハーサル的作品。
◆SUNFLOWER
1970.8.31 16thアルバム。リプリーズ移籍後初のアルバム。セールス的には不振だったが、ブライアン、マイク以外も積極的に曲作りに参加し、多様な音楽性を示した事で1970年代最良のアルバムとされる。
◆SURF'S UP
1971.8.30 17thアルバム。タイトルは「SMILE」の中核を担うはずだった「Surf's Up」から。
◆Carl and the Passion "So Tough
1972.5.5 18thwアルバム。
リッキー・ファタール、ブロンディチャップリンを加入させ、ファンキー路線に走ったアルバム。
アルバムの完成後、ブルースは脱退している。